ネフローゼ症候群では、寛解してからも自宅で尿検査を行って尿蛋白が出ていないかを継続してチェックする必要があります。

我が家の場合は毎朝、一生続けるように言われています。大変!
そこで、病院から紹介されて購入したものがこちら。
このページではそれぞれの特徴や使った感想などをまとめていきます。
ウリエースシリーズ
マイウリエースT
尿蛋白のみを判定するタイプ。試験紙を尿につけて規定の時間で色調表と色を比較します。
次に書く2種類を判定できるタイプよりも価格が少し安いので、ネフローゼ症候群で確認する必要がある尿蛋白だけであればこちらで十分。

新ウリエースBT
また、こちらのように尿蛋白と尿糖の2種類を判定することができるタイプもあります。

マイウリエースT、新ウリエースBTともに尿蛋白は10秒、尿糖は30秒で判定
- 一般の薬局やAmazonなどの通販で購入することができる
- 尿蛋白の判定は最大(3+)まで
- 使用した試験紙はトイレに流すことができる
アルブスティックス
腎臓専門外来の先生から教えていただいた尿蛋白専用の試験紙。医療関係施設が対象のようで売っている薬局を見つけるのが難しいかもしれませんが、店舗によってはお取り寄せしてもらえる場合もあります。

- 100枚入りで尿蛋白のみ判定なのでウリエースより少し割安
- 判定時間は60秒と長め
- 尿蛋白(4+)まで判定することができる
- 使用した試験紙はトイレには流せない
ウロペーパー

最初に入院した病院で使っていた試験紙で、ウリエースと一緒に紹介されたのがこちら。判定項目の種類がたくさんあり項目数に比例して価格も変わってきます。
取り扱いで注意する点
詳細は説明書に書いてありますがどの試験紙にも共通する主なものとして、
- 試験紙は湿気に弱いので、容器のフタは開けたらすぐに閉めて密閉する
- 判定時間を守る(一定時間を過ぎると色調が変わり判定できなくなります)
※メーカーや種類によって精度に違いはないと医師から聞いています。
使用した感想
試験紙に直接尿をかけるよりは、紙コップなどに一度採ってから一瞬だけつけた方が使いやすいと思います。
尿蛋白に反応がある場合、判定時間を待たずに尿をつけたその瞬間に試験紙の色が濃い緑色に変化しました。
次男は再発するとあっという間に(3+)を超えてしまうので、(4+)まで判定できるアルブスティックスの方が蛋白の量を把握することができ重宝しています。
また、ウリエースだと陰性(-)なのか?(+-)なのか?微妙な色の違いで迷うときがあるので、アルブスティックスの方が色調表との誤差が少なく判定しやすいような気がします。

なので現在はアルブスティックスを愛用中♪
裏技!?半分に切っても使える
入院して医師から説明があったとき、試験紙を半分に切っても使えることを聞きました。
ということでさっそくハサミでチョキチョキしてみた結果、試験紙の部分が細くなり面積が狭くなりますが判定することはできました。

少しでも蛋白の反応があった場合は色調の変化を比べにくいと思ったのでやはりそのまま使うのがベストかなと思います。

陰性の黄色なら半分でも問題なく判定できます。コスト削減のあくまで裏技ということで…
定期的に尿検査を続けましょう
これらの尿検査で再発をいち早く発見し、浮腫などの症状が軽いうちにできるだけ早く治療を始められるようにすることが大事。
朝、起きたら尿検査!
毎朝『蛋白がでませんように!!』と願いながら、試験紙を見るのがいちばん緊張してヒヤヒヤする瞬間……
陰性ならガッツポーズで1日を穏やかに過ごすことができます(๑•̀ㅁ•́๑)
毎日の尿検査は命を守ることに繋がるので、ちょっと面倒でも歯磨きするのとセットの感覚で続けていかなければと思います。
Comment
初めまして。3歳と0歳の二児の父をしております。
2020年9月に長男がネフローゼにかかり、色々なブログを見ておりましたが、私自身が一昨年まで松戸市に住んでいたことや(現在は千葉市)釣り好きという点で、勝手ながら親近感を抱きながら拝見させて頂いております。
コロナ禍でかつ次男が産まれたばかりということもあり、病院でリモートワークしながら、長男と1ヶ月以上の入院生活を送りました。
日々の尿量に一喜一憂したり、眼圧や空腹感、ムーンフェイスなどの副作用に悩まされましたが、長男と長い時間向き合うことができ、今では貴重な時間を過ごすことができたと思っています。
毎朝の尿検査で記事に書かれている通り、ウリエースでマイナスなのか?プラスマイナスなのか?など非常に分かりづらかったので、アルブスティックスの存在を知り大変参考になりました。
コロナ禍で大変な中ですが頑張って下さい。
これからも拝見させていただきます。
>もんたさん
こんにちは( ・∇・)
コメントいただきありがとうございます。
長男くんがネフローゼになってしまったということで昨年発症なのはうちの次男と同じくらいの時期ですね。小さな次男くんのお世話がある状況での長期付き添いやお仕事との両立、ご家族でとても大変だったことをお察しいたします(ノ_・、)
そんな中でも子供と向き合えたという前向きな考えは素敵ですね!
長男くん今は落ちついていますか?
長く付き合うことになる病気で薬の副作用も強く、悩みも不安も多すぎるほどありますがお互いに頑張っていきましょう!
そうそう、夫婦で釣り好きなんです(*^^*)笑
ブログの感想もいただけて書いていてよかったなと思います。今後ともよろしくお願いします♪