2020年5月21日 (木)
入院6日目、朝の回診。
- 尿蛋白定性 (4+)
- 依然と大量の尿蛋白が出ているが数値としては減ってきている
- 点滴から入れているプレドニンを内服に切り替える(1日3回)
良くはないけど回復傾向の見られる経過で、点滴が外れたら動くのがラクになるなぁと思っていたところでした。
突然、目の異変
ベッド上でゲームをしていた次男が画面から目を離して突然、ゲーム機を置いてしまい。あれ?いつもはゲームのやり過ぎで私が怒るまでやめない次男がおかしい。
そしてなんか
目がまぶしい、
チカチカする、
目が痛い
と言い出しました。
これはよくない (|||´Д`)
ピンときたのはステロイドの副作用。
すぐにナースコールし、医師からやはり『ステロイド緑内障が懸念されます』とのことで、すぐに眼科の予約をとってもらいました。
眼科受診/診断
小児科の先生が2人も付き添って下さり小児病棟から出て一緒に眼科へ下ります。
眼科の先生が子供に恐怖感のないようにとても丁寧に時間をかけながらひと通りの検査をしていただき(忙しいのにありがたい限り)、最後に眼圧をはかる機械を眼球にあてたときに
『おかしいな60と出ちゃった』
と先生が測り直し。
しかしそれは間違いではありませんでした。
まさかの、
眼圧64mmHg・・・
正常眼圧の範囲が10~21mmHg。
サーッと血の気が引いていくのを感じる (|||´Д`)
私自身が20代前半で緑内障と診断されてずっと治療を続けていることもあり、眼圧の異常な高さに気絶しそうなショックを隠せず。
この状態が続くと視野欠損が進行して
この数値は血圧なら200をはるかに超えているレベル。
失明レベルの深刻な状況
なのが分かります。
恐れていた、
ステロイドによる副作用の緑内障でした。
眼圧を下げる目薬/トラバタンズ
一刻も早く下げなくてはいけない状況で、『ステロイドやめられないの?』と眼科の先生。
眼科と小児科の先生方3人での話し合いの場が設けられ…
まだ尿蛋白も陰性化していない状態で長期化すること、腎臓の治療の方が命に関わり優先しないといけないと。
点眼薬には次男のもつ喘息では使えないものも多く医師が迷いながらも、しみるものと充血するものがあり、『子供にはあまり使ったことがないけど・・・』とトラバタンズ点眼薬が処方されました。
眼圧が上がり始めるのはステロイドを使って二週間前後が多いらしく、
こんなに早いのはあまり例がないそう。
なぜこんな稀な例なうちの次男に起こってしまうのか?
しかも一気に60mmHg超とは……
頑張っている腎臓の治療のために視野が欠損することになっては……
そしてここから数日、
目の痛みに苦しむことになる次男。
将来、腎臓の病気の他に目の障害をもつかもしれない次男をぎゅっと抱きしめながら涙にならない悲しさが込み上げてきました。
目薬が効いて早く下がってくれますように……
明日、また測定です!!!
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