尿蛋白が陽性になった日
2020年6月19日(金)
退院してからも自宅での尿検査を毎朝欠かさずに行っていました。
6月5日に退院したばかりでプレドニンも続けているし(25mg/隔日)大丈夫だろうという思いで見ていたのですが、この日の試験紙は蛋白の色が濃い緑になってしまいました。
私の目がおかしいかもしれない、急いで夫を呼んで見てもらったけどやっぱり濃いって。
尿蛋白(2+)
まさか、まさか...
こんなに早い再発なの???
明日は土日なので早めに病院に連絡すると『では月曜日に来てください』と予約をとってもらえました。
土日の間に自然に陰性になってほしいな、という願いもむなしく…
土曜日には尿蛋白は(3+)、
日曜日にも(3+)。
尿につけた瞬間に一番濃い緑に染まる試験紙。使っていたウリエースでは(3+)までしか判定できないけどそれ以上なのは明らかでした。
さらには蛋白の漏れ具合が大量のためなのか、再発3日目である日曜日には既にまぶたの浮腫が見て分かるほどに出てしまい、月曜日を待たずに早く受診したい、治療を始めたいと焦る気持ちで受診を待ちました。
小児科専門外来受診
2020年6月22日(月)
この日はコロナのシフト勤務のため自宅待機だった夫に受診をお願いしました。
検査結果
結果 | 基準値 | ||
尿蛋白定性 | (4+) | (-) | |
尿蛋白 | 3156 | 0 | mg/dL |
総蛋白 | 4.5 | 6.7~8.3 | g/dL |
アルブミン | 2.2 | 3.9~4.9 | g/dL |
総コレステロール | 335 | 125~220 | mg/dL |
3156mgというとんでもない数値の蛋白が尿から漏れてしまっている非情な現実を目の当たりにします。
早すぎる再発でした
身も心も疲れきった入院生活からわずか二週間。プレドニンを25mg隔日服用に減量してからたった7日目の悪夢。
退院してから少しずつ回復しかけていたアルブミンもIgG(免疫グロブリン)もだだ下がりでショックが大きい・・・涙
今回の再発治療として、減量していたプレドニンを35mg/連日服用(1日3回)に戻して再開するそうです。
- ステロイド減量を始めてすぐ、風邪などのはっきりした原因のない再発なので今後も頻繁に起こるであろうこと
- まずはプレドニン一本で治療を継続。段階をおって免疫抑制剤を検討すること
- 腎生検も必要な場合が決まっていること(今の段階では行わない)
- 外来で治療していくこと
- 登校は可能なこと
- プレドニン1日3回の内服なのでお昼も飲ませる(薬を持って毎日学校に行く)必要があること
『再発してもその都度治療していきましょう。気を落とさなくても大丈夫ですよ』と心強い言葉を言っていただけたそうです。
夫は安心していたようですが、このまま恐れていたステロイド依存性・頻回再発型になってしまった場合のステロイドの副作用。免疫抑制剤を使った場合の副作用や依存性。先のことを考えるとどうしても暗い気持ちになってしまうのです。
日本腎臓学会
医師から見ておいてくださいと『日本腎臓学会』のPDFファイルを教えてもらいました。
心のモヤモヤは消えないけれど、病気と向き合うためにまずは『学ぶ』ことから始めなければと思います。
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